植え替え作業中に折ってしまった新芽から出たわき芽が成長しているので、全体的な株姿はバランスが取れていませんが、やっとハイブリッドティーらしい咲き方になってきました。
2006年秋から見様見真似でフレンチレースを育て始め、そこから毎年悪戦苦闘しながら素敵なバラを咲かせたり病害虫と戦ってみたり水遣りを 失敗してみたり、時には出先で出会ったバラに感動したり。日々バラと関わっていけたら楽しいだろうなぁと。 現在はロンドンにてバラ育てに格闘中。
2012年6月29日金曜日
続々と - Simply the Best
天候にも恵まれ、灰色カビ病にならずに続々と開花が進みました。オレンジ色がキレイです。相変わらず花粉症で、香りが良く分かりませんが、甘い香りを感じます。
植え替え作業中に折ってしまった新芽から出たわき芽が成長しているので、全体的な株姿はバランスが取れていませんが、やっとハイブリッドティーらしい咲き方になってきました。
植え替え作業中に折ってしまった新芽から出たわき芽が成長しているので、全体的な株姿はバランスが取れていませんが、やっとハイブリッドティーらしい咲き方になってきました。
2012年6月16日土曜日
アブラムシが足りない
昨年4月にロンドンに引っ越して家具などの船便が届くまでの一ヵ月半程は、家具付きの部屋に住んでいたのですが、その時にスーパーで料理の為にどうせ同じ値段ならと土つきのタイムを買いました。温室育ちなので果たして育つものかと時々水遣りが遅れてしなびたりしながらも生き延びていたのですが、どうやら私の性格に合わないダラリと伸びていくクリーピングタイプのタイムらしく、扱いに困っていた上に葉は黄色くなるしどうも生育状況が悪いので、ここに引っ越した当時からここにあった、土の入ったとても大きな植木鉢に植木鉢から出して置いておいたのです。しばらくすると元気良く成長をはじめ、冬を越し、この春になって花を咲かせていたので、花が終わったら切り戻そうと花の終わりを待っていました。
2週間ほど前、その可憐な花を眺めていたら、最近遠視が進んだ目では良く見えていなかったアブラムシがあちこちに。それも大量に。雨も続いたので暫くそのままにし、雨の止み間に再度見てみると、アブラムシの3倍くらいの大きさしかない黒字にオレンジの斑点をつけたテントウムシの幼虫がたくさんいるのです。肉食のテントウムシはアブラムシを主食とするものがほとんどなので(中にはカイガラムシも捕食するものもあり)、私としては大歓迎。
気がつけば大量に発生していたアブラムシは探さなければ見つからないほどに減少しました。これは私にとって好都合でしたが、日が経つにつれアブラムシがどんどん減少し、それなりの大きさに育った幼虫は行動範囲を広げ、その大きな植木鉢を離れ、隣にある白い台をも超えて、その向こうにあるチャイブの鉢まで到達していました。そのチャイブにもそれなりにアブラムシがついているので、そちらでもアブラムシを退治してくれています。
ところがここへ来て、テントウムシの幼虫はほとんどのアブラムシを食べてしまい、かといってテントウムシの幼虫を移送するほどバラにはアブラムシがついていないので、普段なら捕殺するバラについているアブラムシを捕獲してチャイブの鉢に移動しました。ですが幼虫の数からしてどう見てもアブラムシが足りません。困ったものです。
まだサナギにすらなっていないので、正体は分かりませんが、付近にこのテントウムシが日向ぼっこしていました。東京では見かけないテントウムシです。
綿棒の先に止まっているのはテントウムシの幼虫です。バラにつくアブラムシを捕食してくれるので見つけたらぜひ大事にして下さい。
2週間ほど前、その可憐な花を眺めていたら、最近遠視が進んだ目では良く見えていなかったアブラムシがあちこちに。それも大量に。雨も続いたので暫くそのままにし、雨の止み間に再度見てみると、アブラムシの3倍くらいの大きさしかない黒字にオレンジの斑点をつけたテントウムシの幼虫がたくさんいるのです。肉食のテントウムシはアブラムシを主食とするものがほとんどなので(中にはカイガラムシも捕食するものもあり)、私としては大歓迎。
気がつけば大量に発生していたアブラムシは探さなければ見つからないほどに減少しました。これは私にとって好都合でしたが、日が経つにつれアブラムシがどんどん減少し、それなりの大きさに育った幼虫は行動範囲を広げ、その大きな植木鉢を離れ、隣にある白い台をも超えて、その向こうにあるチャイブの鉢まで到達していました。そのチャイブにもそれなりにアブラムシがついているので、そちらでもアブラムシを退治してくれています。
手前左下がタイム。ボサボサです。 |
まだサナギにすらなっていないので、正体は分かりませんが、付近にこのテントウムシが日向ぼっこしていました。東京では見かけないテントウムシです。
2012年6月15日金曜日
咲きました - Simply the Best
2012年6月13日水曜日
ロンドンの青い空
いったいどの位の間、太陽を見ていなかったのか忘れてしまうほど、雨続きのお天気だったので、今朝起きて朝日が差している光景を見てついつい写真を撮ってしまいました。ロンドンに移り住んで一年が過ぎましたが、やたらとイギリス人が日に当たりたがる訳が分って来た気がします。東京にいると、特に夏の日差しは避けるものという感覚がありますが、こちらでは天候が悪く、めったに太陽が出ないので、日差しは当たって温まり楽しむものなのでしょう。
色づくアイスバーグ - Iceberg (climbing)
ここ一週間の冷たい雨と風のせいか、色づいたつるバラアイスバーグがさらにピンクになりました。この雨で濡れた枝葉をかき分けながらアブラムシ退治をしていると、風が吹いていなくてもあっという間に手がかじかみます。そんな環境下のせいで色づいてしまうものかと思います。
今日は雨の止み間に開花した花を切りました。本当は折り曲げ剪定を試してみようと思っていたのですが、剪定位置を考えていたらまた雨は降り出すし、思いの外それぞれの枝が短い上に枝の重さで枝が既にかなりしなっているので、今回は通常剪定しました。一輪を残して。
1番花は、まだ枝についているものも含め、全部で19輪咲きました。悪天候の中なんとか育ってくれました。
この赤い斑点もうどん粉病ではなくて灰色カビ病なのでしょう。(T_T)
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今日は雨の止み間に開花した花を切りました。本当は折り曲げ剪定を試してみようと思っていたのですが、剪定位置を考えていたらまた雨は降り出すし、思いの外それぞれの枝が短い上に枝の重さで枝が既にかなりしなっているので、今回は通常剪定しました。一輪を残して。
すっきりしました。2番花はオリンピック終了後でしょうか。
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黒点病 (黒星病) (Black Spot) - Simply the Best
入手当時から葉が黄色くなって落ちてしまい、他の葉には発生していない様だったので薬焼けかと思って様子を見ていたシンプリーザベストですが、ここ数日の大雨に当たって、他の葉にも拡大している事が分かりました。これは黒点病ですね。今まで黒点病と言えば、いつも黒い点がポツリと葉の表に出来るのですが、この様に葉脈に沿って発生することもあるようです。
更にはまだ成長したばかりの新葉にも。新葉にある膜が雨で洗われ落とされるまでは黒点病にならないものと思っていましたが、まだつやつやしている葉にも発生です。どうも私の知っている黒点病と症状が違うので対応に悩みます。普段なら発症した葉は切り落とすのですが、それをしてしまうと葉が全てなくなってしまう勢いなので、手で簡単に取れるようになるまでは株につけたままにし、雨に当てない様に雨の日は室内に取り込んでいます。残念ながら農薬散布もしました。
更にはまだ成長したばかりの新葉にも。新葉にある膜が雨で洗われ落とされるまでは黒点病にならないものと思っていましたが、まだつやつやしている葉にも発生です。どうも私の知っている黒点病と症状が違うので対応に悩みます。普段なら発症した葉は切り落とすのですが、それをしてしまうと葉が全てなくなってしまう勢いなので、手で簡単に取れるようになるまでは株につけたままにし、雨に当てない様に雨の日は室内に取り込んでいます。残念ながら農薬散布もしました。
2012年6月12日火曜日
開花しそう - Simply the Best
灰色かび病 - Queen of Sweden
先日、花びらのみにうどん粉病が発症したものかと思っていたクィーンオブスエーデンですが、toshiko48さんがご連絡を下さり、イチゴなどにかかる灰色のカビがはえる「灰色かび病」である事が分かりました。(toshiko48さん、ありがとうございました。)
原因は多湿だそうで、ここ1週間ほどの梅雨にも負けない雨続きが原因かと思われます。東京在住中は雨が振る前に室内に取り込んで扇風機を回したりしていましたが、こちらロンドンでは部屋が狭く、4株も取り込めるスペースが取れないので、そのまま雨に当てている状況です。
殺菌剤を使用する方法もありますが、こちらの市販されているものはどうも薬焼けしてしまうものが多く、まるで病気になったかのように新葉にシミがついてしまうので、現在のところ無農薬で育てています。
残るはテルテル坊主を作って神頼みというところでしょうか。
上記の写真は6月6日のもので、今日現在咲ききらずにこの様に枯れ始めました。拡大鏡でもカビの様なものは確認できませんでしたが、灰色カビ病が原因かと。
原因は多湿だそうで、ここ1週間ほどの梅雨にも負けない雨続きが原因かと思われます。東京在住中は雨が振る前に室内に取り込んで扇風機を回したりしていましたが、こちらロンドンでは部屋が狭く、4株も取り込めるスペースが取れないので、そのまま雨に当てている状況です。
殺菌剤を使用する方法もありますが、こちらの市販されているものはどうも薬焼けしてしまうものが多く、まるで病気になったかのように新葉にシミがついてしまうので、現在のところ無農薬で育てています。
残るはテルテル坊主を作って神頼みというところでしょうか。
見難いですが、このポツポツと見える斑点が灰色かび病。
酷くなると開花する前に、融けた様に茶色くなって枯れてしまうとか。
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上記の写真は6月6日のもので、今日現在咲ききらずにこの様に枯れ始めました。拡大鏡でもカビの様なものは確認できませんでしたが、灰色カビ病が原因かと。
他の植物に移してはいけないので、石鹸で手洗いも忘れずに。
2012年6月11日月曜日
まだ咲かず - Simply the Best
6月6日にはがくが開き始めたのですが、まだ咲きません。こちらも冷たい雨に当たって凍えているようです。こんな寒さのせいかアブラムシは新葉の間に潜り込んでいるので、かじかむ手でそれらを捕殺するのも大変です。今日はうっかり新葉を破ってしまいました。(T_T)
だんだんHTらしい株姿になり、私のバラらしくなってきました。クロウタドリが植木鉢の淵に止まって鉢内の土を掘り返すので、あちこちに土が散らかっています。地中の虫を探しているのですが、寒さでエサも思うように取れないのでしょう。
何とか開花寸前まで辿り着きましたが、花弁の重なり具合が
イマイチです。
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だんだんHTらしい株姿になり、私のバラらしくなってきました。クロウタドリが植木鉢の淵に止まって鉢内の土を掘り返すので、あちこちに土が散らかっています。地中の虫を探しているのですが、寒さでエサも思うように取れないのでしょう。
倒れるファイティングテメレール - Fighting Temeraire
昨日は梅雨の中休みの様な(と言ってもイギリスには梅雨はありませんが、ここ数日、雨が止まなかったのです)一日だったのですが、午後遅くからまたイギリスらしくない重たい雨が降りだし、今朝起きてみたら、開花した花の重さで、こんなに枝がしなっていました。
初めて育てる品種なので樹形がどの様になるのか把握出来ておらず、まだまだ手探りですが、横張りでつるバラとしても扱えるとは言え、まさかこうなるとは思いませんでした。
先日出かけたリージェンツパークで、ファイティングテメレールを見かけました。背丈は私の株と同じくらいで、強い雨風のせいか、ほとんどの枝がなぎ倒されていました。てっきり台風の様な天気の為に倒れてしまったと思っていましたが、同じ理由かもしれません。
初めて育てる品種なので樹形がどの様になるのか把握出来ておらず、まだまだ手探りですが、横張りでつるバラとしても扱えるとは言え、まさかこうなるとは思いませんでした。
来年に残る枝なので支柱を立てて無理やり起こしました。左手前の枝の様に、蕾が小さいうちはしっかり上を向いて成長するので過信していました。急激に成長する花の重さと雨のしずくに耐えられる程ではなかったようです。
向かって右の枝は蕾がたくさんついていて、 雨の重さも手伝ってか、だんだん倒れてきました。先日出かけたリージェンツパークで、ファイティングテメレールを見かけました。背丈は私の株と同じくらいで、強い雨風のせいか、ほとんどの枝がなぎ倒されていました。てっきり台風の様な天気の為に倒れてしまったと思っていましたが、同じ理由かもしれません。
2012年6月10日日曜日
色づく蕾 - Fighting Temeraire
開花中 - Queen of Sweden
2012年6月9日土曜日
食害?? - Queen of Sweden
今まで見た事ないものづくしですが、クィーンオブスエデンの成熟した葉にポツリポツリと白抜きになっています。葉の裏を返しても何もありません。ローズマリーには昨年秋から同じものが出ていて、何が原因なのか分かりません。義父の庭のローズマリーにもあったので義父に聞いてみましたが「老眼*で良く見えないし、食べても支障はない」との返答で解決には至りませんでした。
そういえば、壊れていたカメラとPCのコネクタ(正確にはメモリーカードとPCのコネクタ)を応急処置して使えるようにしたので、カメラで接写が出来るようになったものの、カメラが古いので手ブレ防止機能がついておらず、何枚も写真を撮る始末です。f^_^;)
注 * ---- イギリスでは「老眼」という言い方はせず単に「手元が見えない」という意味の「遠視」と言いますが、義父の年齢からして「老眼」としました。
見難いのですが、白い小さな斑点があちこちに。
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こちらがローズマリー。一度全部切り取ったのですが、
また新芽にも再発しています。(T_T)
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注 * ---- イギリスでは「老眼」という言い方はせず単に「手元が見えない」という意味の「遠視」と言いますが、義父の年齢からして「老眼」としました。
2012年6月8日金曜日
折れ枝から開花 - Fighting Temeraire
まさか花が咲くとは思わなかったので、当初の写真を撮りませんでしたが、ファイティングテメレールを入手した時に、箱の中に一緒に入っていた折れた枝を水に挿しておいたら、なんと蕾をつけただけでなく、今朝小さいながらも立派に咲いていました。
当初、赤くて柔らかい芽が3つあり、向かって左の枝がその当時の大きさで、向かって右の枝も途中まで成長していましたが途中で止まり、残った真ん中の枝に蕾がつき、蕾がつく事は以前にも何度かあったので、また咲かずに枯れてしまうだろうと思っていたら、今朝咲きました。昨日まで元気でしたが、その枝の根元の所で折れかかっているので、その位置で切りました。
小さいながらも、植木鉢で咲いている花と全く変わらず凛としています。
ところが、やはり開花から一日ほどでしおれ始めます。
3日目にして花びらが落ちました。やはりこの品種は花の開花期間がとても短いようです。ちょっと物足りない気もしますが、蕾のつきがとても良いので、質より量というところでしょうか?
植木鉢ではそろそろ3輪同時に咲きそうなので、それらは花が終わるまで枝に付けて観察しようと思います。
この向かって右にのっている折れた枝です。蕾が
つきそうな、まだ赤くて柔らかい芽が3本出ていました。
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6月6日午前7時 |
6月6日午前11時 直径7cmほど |
ところが、やはり開花から一日ほどでしおれ始めます。
6月7日午前11時 |
3日目にして花びらが落ちました。やはりこの品種は花の開花期間がとても短いようです。ちょっと物足りない気もしますが、蕾のつきがとても良いので、質より量というところでしょうか?
6月8日午後3時 |
植木鉢ではそろそろ3輪同時に咲きそうなので、それらは花が終わるまで枝に付けて観察しようと思います。
嵐の一日
昨日午後から嵐の予報だったので、お昼前の雨のやみ間を使って、植木鉢を移動したり、風下の植木鉢の足元にレンガなどを置いたのですが、風向きが回っているらしく、あっという間に倒されてしまい、夕方にスイセンが入っている植木鉢などを利用して四方を囲ってみました。今朝一番で倒れてはいないものかと見てみましたが、なんとか倒れずに済んだようです。ベランダには風で引きちぎられた新葉がどこからともなく飛んで来てありこちに散らかっています。まるで台風の様な嵐です。明日には風は収まる様なので、今日一日の辛抱です。
2012年6月7日木曜日
潔い散り際 - Queen of Sweden
近所のバラたち
2012年6月6日水曜日
うどん粉病?? - Queen of Sweden
2輪目のクィーンオブスエーデンが咲き、枝の先端の花だったので、花びらが緩んだ時点で切ったのですが、ひっくり返してみると、花びらにアイスバーグにもある様な斑点があるのです。枝葉には一切うどん粉病が発症していないので気がかりです。この斑点が何だかご存知ですか?
こんな感じで挟まれていたので、風によるかすれ傷かとも思いたいのですが、ちょっと違うようです。これから開花する花も見守りたいと思います。
嵐の前に - Iceberg (climbing)
明日から雨風がとても強くなるというので、雨で濡れているだけでも今にも折れそうなつるバラのアイスバーグの開花枝の剪定をする事にしました。特に向かって右の枝はかなりしなっています。
雨が数日続いているので、しなったまま新芽が成長しています。
かなりすっきりしました。株全体がそれほど大きくないので、支柱はまだ必要ないのではと思っていますが、風が強いとかなり煽られます。枝もか細いので、ベーサルシュートに期待です。
かなりの数の花を切りました。久しぶりに部屋のあちこちにバラを飾る事が出来るようです。
かなりの数の花を切りました。久しぶりに部屋のあちこちにバラを飾る事が出来るようです。
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