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2012年6月11日月曜日

倒れるファイティングテメレール - Fighting Temeraire

    昨日は梅雨の中休みの様な(と言ってもイギリスには梅雨はありませんが、ここ数日、雨が止まなかったのです)一日だったのですが、午後遅くからまたイギリスらしくない重たい雨が降りだし、今朝起きてみたら、開花した花の重さで、こんなに枝がしなっていました。
   初めて育てる品種なので樹形がどの様になるのか把握出来ておらず、まだまだ手探りですが、横張りでつるバラとしても扱えるとは言え、まさかこうなるとは思いませんでした。



   来年に残る枝なので支柱を立てて無理やり起こしました。左手前の枝の様に、蕾が小さいうちはしっかり上を向いて成長するので過信していました。急激に成長する花の重さと雨のしずくに耐えられる程ではなかったようです。
   向かって右の枝は蕾がたくさんついていて、 雨の重さも手伝ってか、だんだん倒れてきました。
   先日出かけたリージェンツパークで、ファイティングテメレールを見かけました。背丈は私の株と同じくらいで、強い雨風のせいか、ほとんどの枝がなぎ倒されていました。てっきり台風の様な天気の為に倒れてしまったと思っていましたが、同じ理由かもしれません。

2012年6月10日日曜日

色づく蕾 - Fighting Temeraire

    ここまで2輪咲いたファイティングテメレールですが、3輪目は3輪同時に咲きそうです。がくが開いた花びらの色がとても深いピンクで、ここから色が夕日の色となり、薄い黄色へと変化します。
6月8日午後1時
    開花が始まると、花びらが更に加速して大きくなります。
6月10日12時

2012年6月8日金曜日

折れ枝から開花 - Fighting Temeraire

    まさか花が咲くとは思わなかったので、当初の写真を撮りませんでしたが、ファイティングテメレールを入手した時に、箱の中に一緒に入っていた折れた枝を水に挿しておいたら、なんと蕾をつけただけでなく、今朝小さいながらも立派に咲いていました。
この向かって右にのっている折れた枝です。蕾が
つきそうな、まだ赤くて柔らかい芽が3本出ていました。
   当初、赤くて柔らかい芽が3つあり、向かって左の枝がその当時の大きさで、向かって右の枝も途中まで成長していましたが途中で止まり、残った真ん中の枝に蕾がつき、蕾がつく事は以前にも何度かあったので、また咲かずに枯れてしまうだろうと思っていたら、今朝咲きました。昨日まで元気でしたが、その枝の根元の所で折れかかっているので、その位置で切りました。

   小さいながらも、植木鉢で咲いている花と全く変わらず凛としています。
6月6日午前7時
6月6日午前11時
直径7cmほど

   ところが、やはり開花から一日ほどでしおれ始めます。
6月7日午前11時

   3日目にして花びらが落ちました。やはりこの品種は花の開花期間がとても短いようです。ちょっと物足りない気もしますが、蕾のつきがとても良いので、質より量というところでしょうか?
6月8日午後3時

    植木鉢ではそろそろ3輪同時に咲きそうなので、それらは花が終わるまで枝に付けて観察しようと思います。

2012年6月1日金曜日

香るバラ - Fighting Temeraire

    今朝もファイティングテメレールが一輪咲きました。花びらは半八重咲きで10枚ほどしかつかないのですが、香りは強香と言っても過言ではないと思います。レモンゼストのフルーツの香りとの品書きがありますが、私のファイティングテメレールはレモンゼストのフルーツ香1/2、スパイス香1/4、ミルラ香1/4くらいのバランスで、フルーツ香と思って顔を近づけると、クィーンオブスェーデンの香り(ミルラ香)を思い出させられます。
   東京在住中は連弾という一重咲きの花びら5枚ほどの平咲きの株を持っていて開花と同時に一番キレイな花姿でしたが、これは開き切る直前位が良いのかもしれません。開花と共に色が淡い色へと変化していきます。


昨日咲いた花はその枝の頂点の花だったので、脇から出ている蕾の成長を促すためにも昨晩切りました。切って小さな瓶にさしておいたのですが、今朝起きたら既にしおれ始めていました。(T_T)
    今までその様にしてきて一夜で枯れた事がなかったので、ちょっとショックです。

    
下記写真の咲いている花の向こうに見える蕾の様に、蕾の時点では濃いチェリーピンク色をしています。蕾のつき方はとても良いです。植木鉢でもこれだけたくさんつくと言う事は、地植えにしたら一体どうなってしまうんでしょう。
    昨日咲いた花の枝には3つ同時に咲きそうな蕾があるので、それらが同時に咲く事を楽しみにしています。

  どこかでこのファイティングテメレールをつるバラと書きましたが、横張りのシュラブタイプ(半つる性)でありながらつるバラとしても栽培できるタイプという言い方が正解の様です。失礼致しました。

2012年5月31日木曜日

香るバラ - Fighting Temeraire

   ファイティングテメレールも咲きました。花弁が少ないので、花姿は一輪では寂しいものがありますが、直径12cmほどもあり、存在感は十分です。

    バラは基本的に2/5葉序(ヨウジョ)と言って、360度の2/5の角度である144度の角度で成長と共に茎に葉が発生していきます。2/5の角度なので、二周することによって、また元の位置に戻ります。花の下についているがくは、葉が変化したもので、花びらはがくが進化したものなので、花弁も基本的には同じ様に144度ずつついています*。
    ファイティングテメレールは半八重咲きで花弁を10枚つけるので、5枚の花びらがちょうど2周し、下にある5枚の花びらが、花びらと花びらの間から顔を出しています。そう改めて考えると、花びらは2周しても同じ位置に戻るのではなく、6枚目の花びらは144度ではなく108度の位置に花びらをつけているのでしょうか。今度実際に花びらを分解してみてみようと思います。
     花姿を近くで見てみると、右下に花びらが一枚足りない様な。ひっくり返してみると、成長途中で食害にあったのか生理障害にあったのか成長が止まっていました。花弁が少ないと目につきますが、美しい事には変わりありません。



   * --- 参考図書; ローズ・ガーデン講座 text2 バラの栽培(日本園芸協会)

2012年5月30日水曜日

開花開始 - Fighting Temeraire

     2011年作のファイティングテメレールも開花始めました。今朝の気温は低かったのですが、霧が晴れて日差しが出て、すっかり開花開始です。こちらは始めての株なので、一体どんな花を咲かせてくれるものか、とても楽しみです。
朝7時

    蕾の成長する大事な時期に、先々週の最高気温15℃から急に先週は25℃以上に上がり、蕾が急激に成長した為か花弁が窮屈そうにしています。

朝10時

    こちらの2011年作の株も既に日本で販売されているようで、日本語表記は「ファイティング・テメレア」となっている事が多い様ですが、こちらロンドンのナショナルギャラリーにあるターナーのFighting Temeraireから名づけられたバラなので、その絵画の名称の日本語表記である「ファイティング・テメレール」とここでは表記したいと思います。

   その絵画ファイティング・テメレールはこちらから。この夕日の色と比較してみて下さい。
http://www.nationalgallery.org.uk/paintings/joseph-mallord-william-turner-the-fighting-temeraire

2012年5月22日火曜日

色づく蕾 - Fighting Temeraire

   天気予報どおりすっかり気温が上がり、今までしっかり硬く締まっていたファイティング・テメレールの蕾の間から色づいた花弁が見えてきました。まだまだ先は長いですが、どんな花を咲かせてくれるものかと今から楽しみです。

   また、枝先を良く見るとアブラムシの脱け殻が。アブラムシはどこへ行ったのでしょう。見つかりません。
白い綿ぼこりの様なものが抜け殻です。

    1ヶ月またはそれ以上、太陽が出る様な天気がなかった事もあり、あまりの日差しの強さに株元近くから出ている新芽がしおれてきました。植え替えてから水を与えていないものの、土の表面はまだ乾ききってはいないので、日陰に場所を移す事も考えましたが、太陽が出る事があまりないので、場所を移さず水遣りをする事に。
   そう言えば先日のこちらのニュースで、日本の金環日食観測を放送していましたが、そのニュースのアナウンサーいわく、「日本では各地で珍しい日食が観測されたようですが、イギリスでは太陽が出る事自体が珍しいですね。」と、ここ1ヶ月ほどの悪天候を嘆いていました。その位気温も上がらず太陽も出ないイギリスの空でした。
いつも使っていたカメラから画像をダウンロードするケーブルが
壊れてしまい、iPhoneで写真を撮っているのですが、
日差しが出るとうまく写真が撮れません。

2012年5月12日土曜日

植え替え - Fighting Temeraire

    現在手元にあるバラのうち、ファイティングテメレールが一番大きく成長する株な上に、根がそれほど張ってはいないのですがバラが届いた時点で鉢が割れていたので、先日拾ってきた大きめの植木鉢に植え替える事に。宅配便の箱に入っていた時間は長くても24時間くらいなのですが、横張り性なのでちょっと窮屈だったと訴えている様にもみえます。株自体はとても元気です。
   梱包の際に折れてしまったと思っていたシュートは、どうやら出荷前に隣り合っていた株の折れたシュートの様で、この株から落ちたものではない様です。

    昨年の枝は太めのものが3本、細いものが2本でした。太い枝からはそれぞれ2芽ずつシュートが出ていて向きもそれほど悪くありません。細いものの1本が生育状況も悪い上に枝の位置も太陽が当たりにくそうなので、落とすことにしました。

いつも枝を落とす時は心が痛みます。ですが
切り口を見てみると既に半分黒ずんでいるので、
落として正解でした。

   イギリスで育っているバラを見るたびにいつも思うのですが、日本では枝を剪定する時にわき芽の出る部分の上で剪定しますが、こちらではわき芽とわき芽の間辺りで剪定するようです。どちらでも生育には大した影響はないと思うのですが、強風の日などトゲや切り口が新葉を傷つけたりもする上に、私の性格上、わき芽の上で切らずにはいられません。植え替え前に切ると土からの病気感染にも繋がりますので、植え替え後に切り落とそうと思います。

   こちらはシュートが交差しかかっていますが、誘引するにはまだ枝がとても柔らかいので、今しばらく成長してから調整しようと思います。場合によってはどちらかを落とさなくてはなりません。

   まずは届いたプラスチックの鉢から株を抜こうとするのですが、鉢が割れているにもかかわらず、抜けません。割れている所から更に鉢を裂き、やっとの思いで抜いてみると、写真のように、根となる台木がこんなに深く植えられていました。株元からも心細く2本、根が出ていて細い元気な根を出していますが、これをどうするか悩みます。

    あまり浅く植えても安定が悪くなるので、この位にしてみました。水遣りや雨で土が下がっていく事を計算に入れて、この位が限界かと思います。株元から出ていた2本の根は作業中切れることなく残ったので、リスが荒らしに来たりもするのでいつまで残るか分かりませんが、盛り土をしてみました。下からの根が成長するまでがんばってもらえればと思います。

   植え替え完了。こうやって見ると枝ぶりも良く、シュートの位置も育てやすい位置にあり嬉しいです。今までの環境が窮屈だったであろうと思うと、新しい鉢でのびのびしている様にも見えます。(親バカです)2011年作の新作である為なのか、株がとても元気です。これからが楽しみです。

   ちなみに蕾は現在この状態です。農薬で少し焼けてしまっている様にもみえますが、観察したいと思います。宅配便でバラを入手するタイミングとしては、開花株だと開花した花が痛んでしまうし、蕾が小さいと環境の変化で蕾を落としかねない事を考えると、蕾の大きさがこの位の時期の方が良いのかもしれません。東京では4月中旬くらいというところでしょう。イギリスでのバラの開花は6月なので、現在の5月中旬がちょうど良いのでしょう。
    花の写真をここでご紹介しようかとも思いましたが、私のバラが咲くまで待とうと思います。それまではイギリスの画家、JMW ターナーR.A.作のファイティングテメレールの夕日の色から想像してみて下さい。

    気になっていた剪定位置も植え替え後に修正しました。だんだん私のバラらしくなって来ました。順調に育って早く皆さんに開花をお知らせ出来る様、見守りたいと思います。
 


2012年5月11日金曜日

新しいバラ 届きました

    時間指定の出来ない宅配便を、朝8時半からいつ届くものかとソワソワしながら待つこと6時間以上、午後3時過ぎに大きな箱が届き、風が強いものの雨は降っていなかったので早速ベランダに運びました。風が強い上に箱が思いのほか大きいので、箱を片付けるのにも苦労しました。入手したのはデビッド・オースチン、イングリッシュローズのクィーンオブスェーデンと2011年作出の新種のバラ、ファイティングテメレール、ハイブリッドティーのシンプリーザベストです。
    箱を開けると大きな箱の割には小ぶりな株がビニールに包まれて入っており、植木鉢が荷造り紐で箱に固定されていました。写真はシンプリーザベストですが、まるで逆さまになったかのように株に土がかぶっています。他の株は少し蒸れた感じはありますが、まずまずです。宅配便でバラを入手した以上は仕方ありません。まずは全ての株を箱から出し、全体を観察する事に。






   まずはファイティングテメレール。ブッシュタイプのバラをと思っていたのですが、私の好きな絵画のうちのひとつのこの名前を見て、横張り性なのにもかかわらず、購入してしまいました。花びらの数は10枚程度なので、香りの強さはあまり期待できなさそうですが、絵画のファイティングテメレールに描かれている様な素敵な夕日の色に咲くのでは?と、とても楽しみです。
    出荷前に落とされたのか、かなり厚手のプラスティック鉢がパックリ割れて土が今にも鉢からこぼれ出そうです。写真でも分かる様に根はそれほど回っていないようです。
    更には出荷の際に折れたのか、キレイに花芽をつけている枝がポキリと折れて鉢に乗っていました。その枝を拾い上げ、切れ味の良い剪定ばさみで水の中で切り、小さい花瓶に挿しました。果たしてどこまで成長するものか楽しみです。
    植え替えたいところですが、それぞれの株の状態を見て植木鉢をアロケーションしたいので今日の所はこのままに。この角度では良く見えないのですが、横張り性のバラなので、箱の中で窮屈だった様です。今年延びたシュートはどれも元気に育っています。
    衝動買いでしたが、とても良い株で安心しました。 こちらの品種はまだ日本で流通していないようですので、これから詳しくご紹介出来ればと思います。


    次は東京で育てていた時に私の性格に合ったクィーンオブスェーデン。ブッシュタイプで真っ直ぐ上に成長するので、背丈は高くなりますが、限られた場所で育てるには管理がとても楽です。現在北向きのベランダなので、日が陰り始める秋でも背丈が伸びてお日様に当たる事が出来る事を祈っています。
    香りは、ミイラを作る時に使われたもつ薬を意味するミルラの香りと呼ばれますが、実際にはアニスシードの香りがします。ミルラの香りを嗅いだ事はありませんが、スパイスのお店を訪れた時にはアニスシードを手にとってみて下さい。ミイラもこんな香りがするのかもしれないという、エジプトの歴史好きな私は不思議な気分になります。(笑)
    こちらもシュートはそれなりに育っていて、昨年の枝はしっかりしたものが2本と、その間に細いものが2本。それぞれに何本のシュートを残すか、良く観察して選定したいと思います。以前にイギリスを訪れた時にも思ったのですが、こちらで育つこの品種は新芽も生長した葉も色が東京で育つものよりも全体的に赤味がかっている様です。


   次はシンプリーザベスト。裸苗よりも鉢苗の注文出来る数は限られているので、最後の一鉢をどれにするかとても迷いましたが、数少ないハイブリッドティーから、デビッド・オースチンの品種ではありませんが、香りのするダンナ様の好きなオレンジ系の花にしてみました。
    他の2鉢に比べても葉の色つや微妙にムラがあります。農薬で葉が縮れているところもあります。シュートも内側に向いて伸びていたり、細い枝からもひ弱な枝がヒョロリと伸びてハイブリッドティーと言うより、フロリバンダの様な枝ぶりです。改めて枝の誘引・間引きが必要の様です。更には株の内側の葉が黄色く変色していたり等、こちらも早く手当てしてあげたいところです。




   ダンナ様もそろそろ帰宅するので簡単に作業を終え、残りは翌日にしたいと思います。ここ数日雨が降らない予報なのでその間に作業を済ませられればと思います。
   どの株もどんな花を咲かせてくれるのか、とても楽しみです。昨年一年は体調が思わしくなくバラの世話に時間を割けませんでしたが、これで既に持っているアイスバーグと合わせてバラが4鉢になりました。引っ越す予定があるので、あまり大きく手を広げる事は出来ませんが、この4鉢と一緒に、こちらイギリスで自分が育てやすい土の配合や誘引・剪定・水遣り・肥料を勉強したいと思います。