バラは基本的に2/5葉序(ヨウジョ)と言って、360度の2/5の角度である144度の角度で成長と共に茎に葉が発生していきます。2/5の角度なので、二周することによって、また元の位置に戻ります。花の下についているがくは、葉が変化したもので、花びらはがくが進化したものなので、花弁も基本的には同じ様に144度ずつついています*。
ファイティングテメレールは半八重咲きで花弁を10枚つけるので、5枚の花びらがちょうど2周し、下にある5枚の花びらが、花びらと花びらの間から顔を出しています。そう改めて考えると、花びらは2周しても同じ位置に戻るのではなく、6枚目の花びらは144度ではなく108度の位置に花びらをつけているのでしょうか。今度実際に花びらを分解してみてみようと思います。
花姿を近くで見てみると、右下に花びらが一枚足りない様な。ひっくり返してみると、成長途中で食害にあったのか生理障害にあったのか成長が止まっていました。花弁が少ないと目につきますが、美しい事には変わりありません。
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